2022年は、夏が暑く長かったように思います。
そのためか、11月も下旬になるというのに、風林企画の農場で育てている青パパイヤは大きな実をたくさんつけていました。
青パパイヤのシーズンは終わりとのことで、
「良い青パパイヤは、緑色が濃くて大きく丸く実が成っているからね」
と、見分け方を教えてもらって、パパイヤの木のある畑へ。
丸々とした青パパイヤの実を木からハサミで切り取ると、切り口から白い酵素が吹き出してきます。酵素が溢れ出るのは採れたてならではなのですが、おかげで手がベタベタになり、何度も手を洗ってかぶれないよう気を使いました。
採れたての青パパイヤは、ゴム手袋をお借りして一つずつ袋に詰めていきます。これで、酵素でベタついたりかゆくなったりすることはないでしょう。
また、
「日本人は青パパイヤの食べ方が分からないらしくて、日本人で買ってくれる人は少ない」
というお話を農場の方から伺っていたので、青パパイヤの紹介と食べ方のチラシをリニューアルしたものを作って、青パパイヤの袋に入れていただいています。
採れたての青パパイヤを袋詰めにし、チラシをつけて、風林企画の事業所の方々で分けて持ち帰りました。
持ち帰った青パパイヤは、前に作ったものとは別の作り方をしてみました。
皮を剥いて、中のワタを取るところまでは一緒ですが、料理に合わせて、青パパイヤの切り方を変えます。しりしり器で細切り、ピーラーで薄切り、包丁で一口大と3種類。それぞれ、15分くらい水でさらして、アクをぬきます。
アクが抜けたら水を切って、ニラと一緒にしりしり、薄切りにしたものは油で素揚げ、一口大に切ったものはカレーにしました。
ニラとのしりしりは、ポリポリとした青パパイヤの食感が楽しめます。
油で素揚げした青パパイヤは、軽く塩をふっていただきました。油で揚げてあるのでカリカリポリポリとした食感になり、お酒のツマミに良さそうです。
一口大に切った青パパイヤは、じゃがいもの代わりにカレーに入れてみました。じゃがいもよりも柔らかく煮崩れもなくて、言われなければ青パパイヤとは気付きません。
どの料理も、美味しくいただきました。
来年の夏、また青パパイヤが食べたくなりました。(と)
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