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青パパイヤを食べてみました。

風林企画の農場で青パパイヤの収穫が始まったので、農場の方にお願いして青パパイヤを2個買いました。


どちらも、片手でやっと持てるくらいの大きさで、ずっしりとしています。

青パパイヤの入っていた袋には、青パパイヤの食べ方を簡単にまとめたプリントが同封されています。

また、青パパイヤの表面をよく見ると、ブルームと白い酵素が出ていました。このブルームや酵素は、青パパイヤが新鮮な証拠です。

青パパイヤの表面が白っぽくなっているのがブルームで、白い液体が酵素です。

新鮮な青パパイヤなので酵素が豊富。この酵素でかぶれることがあるので、調理用のゴム手袋等の対策が必要になります。


青パパイヤの酵素は「パパイン」と呼ばれるもので、ダイエットから生活習慣病の予防まで健康をサポートしてくれる成分が豊富だそうです。

食物に含まれる酵素は、加熱すると壊れてしまうものがほとんどとのこと。しかし、青パパイヤのパパインは熱に強く、炒め物にしたり、煮物にしたりしても、酵素の働きは失われないため、料理から酵素を採るには青パパイヤを食べるのが一番のようです。


料理が得意な知人のTさんにお願いして、青パパイヤを料理してもらうことにしました。

酵素でかぶれないよう、Tさんには薄手の調理用のゴム手袋をしてもらっています。


ヘタを切り落とし、縦半分に切ります。

新鮮な青パパイヤからは、包丁を入れるたびに酵素が吹き出してきます。

縦半分に切ったら、中のワタをスプーンで全部取り除きます。

皮は硬くて食べられないので、濃い緑の部分がなくなるまで、ピーラーで皮をむいていきます。



皮をむき終ったら、しりしり器(大きなつき穴のおろし金)という細切りにできる道具を使って、青パパイヤの実を細く切っていきます。

さらに、刃の部分がギザギザになっているピーラーも使って、残りの青パパイヤの実も細く切ります。

細切りにするだけでなく、スライサーを使って薄切りにもします。

これら三種類の切り方をした青パパイヤを、10〜15分くらい水にさらしてアクを抜きます。


15分くらい水にさらした後、水を切った青パパイヤを料理していきます。アクがぬけた青パパイヤの実は、生でも食べられるとのことで、水を切っている間につまみ食い。日本の野菜とは違った、ぽりぽりした食感が新鮮です。


しりしり器を使って細切りをしたものは、人参とツナと一緒に炒め物。ギザギザのピーラーを使って細切りにしたものは、ツナと一緒にマヨネーズで和えてサラダに。もう一品は、きんぴらに料理してもらいました。


炒め物は青パパイヤのぽりぽりとした食感が新鮮です。サラダにした青パパイヤはきゅうりに近い感じですが、きゅうりよりも青臭さがなく、食感は柔らかめでさっぱりと食べられます。きんぴらは、ごぼうよりも繊維がないせいか、柔らかめであっさりしていました。

スライサーで薄切りにした青パパイヤは、油で揚げる予定とのこと。


どの料理でも、言われなければ青パパイヤとわかりませんでした。そのため、青パパイヤは普段の料理に取り入れやすいのではないかと思います。

酵素パパインが豊富な健康食品の青パパイヤ。ぜひ、料理して食べてみてください。(と)

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