「来週の火曜日、農場でバーベキューやりますけど、参加しますか?」
「牛肉が出るなら参加します!」
という方がいらっしゃるとのことで、牛肉が出ることが確定したバーベキューになりました。
9月の下旬にしては気温は高め。日差しも強い日が続いていたので、
「帽子とか日焼け止めとか、各自で対策してくださいね」
と、バーベキューの参加者へ連絡が回るくらい、夏のような天気です。
10時作業開始の方々を乗せた送迎車は、直接バーベキュー会場の農場へ。
9時作業開始の方々が、準備をしてくれていました。大きなテントが張られ、近くの公民館から借りてきた長机や折り畳み椅子が並べられていました。到着した時には、炭で火を起こしている最中です。
足元には蚊取り線香。テーブルには、ペットボトルの飲み物と消毒用のスプレー。除菌タイプのウェットティッシュも用意されていて、熱中症と衛生面の対策も万全です。
風林企画の管理者・新井さんの挨拶と各種説明があってから、バーベキューが始まります。
最初にソーセージが焼かれて、そのまま食べたり、パンに挟んでホットドックにしたり。ケチャップや粒マスタードといった調味料も用意されていて、各々が好みの食べ方をしていました。
ソーセージやホットドックだけでなく、一人分ずつパックに取り分けられた焼きそばや、食べやすいようにラップに包まれた塩おにぎりも配られて、メインの肉を食べる前に、お腹いっぱいになってしまいそうです。
3つに分かれたテーブルの上の食べ物がなくなる頃に、主役の肉類や農場で採れた野菜が焼かれ始めます。
肉を焼くのは、スタッフの方々の当番制。肉が焼けて食べられるようになると、
「肉が焼けましたよー!」
と、教えてくれます。基本的には、各個人が取りに行くのですが、障害等で取りに行くことができない方のために、スタッフの方々が大きめの紙皿に食べごろに焼けた肉を取ってきてくれていました。
今回は、肉や野菜だけでなく、海産物もありました。大きなエビとサザエも焼かれて、各テーブルで配られます。食べ方がわからず、スタッフの方に教わりながら、
「初めて食べました!」
という方がいらっしゃって、美味しいと喜んで食べていました。
農場で採れた野菜も、たくさん振舞われました。
朝採りのきゅうりは、粗塩をかけて。
かぼちゃはあらかじめふかしておいたものを網の上で温めて。
じゃがいもも、皮をむいてふかしておいたものを、網の上でじゃがバターに。
「こういうのを、下ごしらえしているところも、写真に撮って欲しかったなぁ」
……すみません。農場のスタッフの方々が下ごしらえしている時には、カメラはまだ送迎車の中にいました(汗)。
余っていたパンと焼きそばに肉を追加して、焼きそばパンが作られていて。
同じく、余った塩おにぎりも、網の上で香ばしい焼きおにぎりに。
お腹いっぱい食べたはずなのに、出来上がった焼きそばパンも焼きおにぎりも美味しくて、どんどんなくなっていきます。
肉や野菜が焼けるまでに時間がかかることを見越してか、トランプで手品を披露している方や、UNOで遊んでいる方がいらっしゃいました。
前回のバーベキューの時に好評だった焼きマシュマロ。割り箸に刺して、次々と焼いていきます。
今回はバージョンアップして、熱を加えてトロトロになったマシュマロを、チョコレート付きのクッキーで挟んだものが登場。サクサクのクッキーと、マシュマロとチョコレートのトロっとした甘さ。食感も楽しめる、美味しいデザートです。
バーベキューが終わって午前だけ作業の方々を送迎車で送っていく間に、スタッフと午後も作業がある方々で、片付けをしていきます。
借りてきた折り畳み椅子や長机をたたみ、トラックに積んでいきます。全部積み終わったら、公民館に返却へ。長机や椅子を片付けたら、テントをたたんで片付けます。並行して、炭火や網、ゴミも次々と片付けていきます。
毎回の食事会もそうですが、準備から後片付けまで、しっかり計画を練って実行してくださった、スタッフの方々に感謝です。ありがとうございました。(と)
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