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アクセサリー製作にAIを活用

  • 21 時間前
  • 読了時間: 3分

「冷蔵庫にある食材や調味料、調理時間を入力すると、献立を提案してくれる。」


そんな身近で便利なAIの活用方法をヒントに、今回は作業所にあるアクセサリー資材をもとに、ChatGPTを使ってアクセサリーのデザインを考えてもらいました。


アクセサリーのデザインは、一から考えたり試作を繰り返したりするため、多くの時間と手間がかかります。これまでは、使えそうな資材(アクセサリー用のパーツ)を並べて組み合わせを試し、実際に試作を重ねながらデザインを決めてきました。


そこで今回は、手元にある資材をChatGPTに入力し、複数のデザイン案を提案してもらいました。中には実際の製作が難しい案もありましたが、「これなら作れそう」と思えるものもあり、その中からブレスレットを製作することにしました。



さらに、ブレスレットの完成イメージもChatGPTで生成しました。生成画像には実物とは異なるパーツや、そのままでは再現できない表現も含まれていましたが、「完成するとこんな雰囲気になりそう」というイメージを事前に確認できたことで、製作の見通しを立てやすくなりました。


不足していたパーツを追加で購入し、完成イメージを参考にしながら製作を進めました。しかし、生成画像には実際のアクセサリーとしては成立しない部分もいくつかあったため、次のような修正を加えました。



① ボールチェーンの接続部分


生成画像では、ボールチェーンのボール部分に直接丸カンが取り付けられていました。しかし実際には、そのような接続はできません。通常はボールチェーンの端にVカップを取り付け、そこへ丸カンを介して他のパーツを接続します。そのため、この部分は実際の製作方法に合わせて変更しました。



② カニカンの形状


生成画像では、カニカンの形状が実際の製品とは異なっていました。これはAIが生成した画像で見られることがある、構造が正確に表現されていない例の一つです。



③ ビーズとチェーンの接続部分


生成画像では、ビーズとボールチェーンが接着されているように描かれていました。しかし、アクセサリーでは接着剤だけによる接続では十分な強度や耐久性を確保できません。また、ブレスレットは装着時にしなやかに動く必要があるため、接着だけでは対応できません。そこで、ビーズをピンに通し、他のパーツと接続する構造へ変更しました。


このように、実際にアクセサリーとして製作するためには、ChatGPTの提案にはなかったパーツを追加する必要がありました。その結果、当初は女性用標準サイズである約16cm(アジャスターを除く)を予定していましたが、そのままでは約20cmになってしまったため、チェーンの長さを調整しました。



このようにして、生成画像の「物理的に成立しない部分」を実際に製作できる形へ修正し、ブレスレットを完成させました。



今回のアクセサリー製作では、デザインや全体の雰囲気はChatGPTの提案を活かしながらも、実際に形にするためには、パーツの役割や特性を理解し、構造やサイズを調整する人の知識や経験が欠かせません。


AIは、人に代わってものを作る存在ではなく、アイデアを広げるための道具の一つです。AIと人がそれぞれの得意分野を活かすことで、ものづくりの可能性はさらに広がっていくと感じました。(と)

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